今回はDXAというリアルタイムオンラインログが採用されていて、交信後数秒~数分で結果がわかります。
また、オンエアしているバンド、モード、オペレータまでわかる様になっています。
絶海の孤島から衛星回線を使っているそうですが、すごい時代になったものです。
★…………………………………………………………………………………… 1200MHzの周波数が厳しい状況に ……………………………………………………………………………………★ アマチュア局が使っている1200MHzの周波数は第二次割当ですが、今般、 第一次割当の二種類の業務用無線局が1200MHz帯で運用を開始することと なりました。 その一つが平成26年度から放送事業用無線局(FPU:Field Pick-up Unit) が1200MHz帯の周波数で運用されることとなったもので、従来800MHz帯の 周波数の電波を使っていたのですが周波数再編によって1200MHzに移行して くることとなり、マラソン中継などを実施するコース周辺のレピータ局等 は、一定期間電波の発射を停止することを求められる可能性が出てきてい ます。 二つ目は、平成29年度に3機の準天頂衛星が打ち上げられ、平成30年度 から1200MHzの周波数も使った測位業務が開始されることになったもので す。準天頂衛星による測位業務は、平成19年に制定された「地理空間情報 活用推進基本法」及び平成20年に制定された「宇宙基本法」により、国家 戦略として宇宙開発に取り組んでいるもので、国の安全、被災地の状況 把握、災害救助、航空機・船舶・鉄道などのナビゲーションや、あらゆる 分野での情報利用、産業の振興、高度化などを目指しているものです。 しかし測位業務は、1200MHzの周波数の電波を使いますので業務に支障を 及ぼさないようにするために、アマチュア局には「1200MHzのレピータ局を 今以上増加させない」、「1200MHzのレピータ局の空中線電力を1Wにする」 などの措置が求められてきます。 詳しい状況は、JARL NEWSの2013年春号に掲載いたします。