ATUと一緒に購入したバランの外観と中身です。
LDGの4:1バランは下記のような回路でした。
LDGのバランはBalance-Unbalancedと記載されていますが、
ツイッターでこのバランは本当にバランなのか、それとも単なるトランスなのかという議論になりましが、
GND側がトランスの中点になっているのでバランとして動作しているのだという結論になりました。
簡易的にバランの特性を測定してみました。
平衡側に200オームの抵抗を接続してリターンロスを測定しました。
次に100オーム抵抗を2個直列にしてバランスを見てみました。
7MHz
14MHz
21MHz
28MHz
周波数によって多少ばらつきはありますが一応バランスはしているようです。
LDGのバランは防水があまりにお粗末なのと、知人にハイパワー用を頼まれたので
LDGと同じ回路でバランを作ってみました。
100W用にはFT-114 #43のトロイダルコア
200W用にFT-140 #43のトロイダルコア
作成したFT-140 #43バランのリターンロス
FT-140 #43バランの通過ロス(1dB/Dev)
(同じ物を2個作り向かい合わせにしてありますので1個のロスは半分になります)
完成したバラン