2017年11月16日木曜日

中華パーツ

いつの間にか11月になり、今年も残すところあと45日ほどになってしまいました。

海外通販サイトを眺めていると昔流行ったDDSボードの様に日本では入手しにくかったり高価だったりするICやパーツが多数販売されています。

今回もいつものAliexpressを眺めていたところアナログ・デバイセズのLOGアンプIC AD8307とIFアンプIC AD603を見つけました。

どちらも表面実装タイプですがいつものように10個で送料込み数百円という安さです。
あまりに安価なので本物なのかという不安がありつつ、特に使う予定もないのについついポチッとしてしまいました。

今までAliexpressではあまりトラブった経験は無いのですが、今回はなぜかなかなか発送されずキャンセル処理を行ったらすぐに発送されたり、発送されたのに途中で追跡出来なくなり再発送を依頼したりということがあり届くまでに1ヶ月以上かかりました。

とりあえずテスト回路が簡単なAD8307をテストしてみました。
回路はデータシートそのままですが、結果を見るとちゃんと動作しているようです。

AD603は変換基板に載せた上でBBで実験してみましたが発振してしまいました。
BBでもアースを強化したりすれば動作しそうな感じですが、表面実装ということもありプリント基板を作成した方が手っ取り早いかもしれません。
とりあえず偽物ではなさそうです。

さて入手したICですが何に使いましょう。
AD603はIFアンプなので色々使い道もありますが、ログアンプのAD8307は電界強度計ぐらいしか思いつきません。
データシートにはAD8307をAD603のAGCに使う方法も掲載されていて、実験されている方もいらっしゃるので要検討と言うところでしょうか。