周波数カウンターはHP(現Agilent)の53131Aを使用していますが何もオプションが付いていないので測定周波数の上限は225MHzまでで高安定基準発振も入っていません。
基準発振はGPS-DOを外部レファレンスにしているので問題ないのですが、測定周波数の上限は時々足りないことがありました。
53131A/53132Aには3GHz,5GHzなどのCh3増設純正オプションがあるのです問い合わせたところとても手が出せる値段ではありませんでした。
先日、何気なくeBayを眺めていると、純正クローンと思われる3GHzプリスケーラ付きCh3増設基板が安く出ていたのでついついポチッとしてしまいました。
基板はポーランドから届きました。
作りも丁寧で純正だと言ってもわからないぐらいです。
Ch3は右側の白いコネクタに接続します。
取り付けは付属のビスで側板にねじ止めし、
フラットケーブルとフロントパネルにBNCコネクタを取り付けるだけで完了です。
分周比設定なども基板で行われているようでジャンパーなどの設定は不要でした。
1000MHzまでの信号源しか所有していないのでとりあえず1000MHzでテストを行います。
正しく動作するかケースを開けた状態でテスト。
問題なくカウントしていて一安心
カウンターの基準周波数は1.5kHzほどずれているようです。
(SSGはGPSでロック)
ラックに戻してGPSに接続して確認
SSGと同じ外部基準なので当然ですがぴったりです。
1.2GHzのハンディの送信周波数も測定できるようになりました。
メーカー製のV/Uトランシーバーの調整など行うときなどカウンターのスペックが足りず
測定できないので不便を感じていましたがこれで十分まかなえるようになりました。
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